日本舞踊家である母　家内　実妹が着用しなくなった着物や帯 呉服屋さんのお付き合いで購入しましたが未使用のお品を破格で出品させていただきます。 西陣著名機元「まるよ織物謹製」 伝統工芸士「吉田一廉作」極上爪掻き本綴れ　霞色「唐花更紗文様」名古屋帯の お品でございます 霞色の淡い藤鼠色のような色目に　極上爪掻き本綴れで 「唐花更紗文様」を右寄せ柄に織られた 伝統工芸士「吉田一廉作」の名作でございます 柄の部分を織師さんが常に長く伸ばした爪先（中指、くすり指）にヤスリをあて　のこぎりの歯のように刻んでおき 下絵（図案）の通り緯糸を何色も用い　模様の色糸を一本ずつ越し　その都度指先で緯糸を掻き寄せます 同じ下絵を使っても織師さんにより柄の表現が変わります 複雑な模様ですと一日数センチ程しか綴れないものもございます 文様となる糸を必要な部分に必要なだけ爪で1本1本織り込み 機械織りのつづれのように 織巾全体（左右）に横糸が通らず 表も裏も同じ文様が表れます （機械導器の帯は　この裏地に模様が出てございません） このとき生まれるのが爪掻の特徴のひとつである 『ハツリ目（ハツリ孔）』で ハツリ目は文様の部分と部分の間にできる隙間のことを申します 帯芯は入れてございませんが　ジャガード織の織詰めが細かく打ち込みつよく 織られてございますので　お太鼓はしっかりと立ち上げていただけ 銅前は御身にぐっと添わせていただけます 【用途】小紋　付下げ　色無地　訪問着 　　　　紬　工藝織　御召など 新品☆ ６年前に誂え大切に自宅保管いたしておりました 特筆すべき難はなく　スッキリ！新品でございます あくまでも個人の自宅保管品でございますゆえ 神経質なお方様は恐れ入りますが ご遠慮くださいませ 【上代価格】５９８０００円程 【素材】正絹　 伝統工芸士「吉田一廉作」極上爪掻き本綴れ　霞色「唐花更紗文様」名古屋帯 【状態】新品 【寸法】幅　八寸二分（３１ｃｍ）　長さ　３ｍ７４ｃｍ 　 ★共箱は私用品でございますので畳紙にて発送をさせていただきます ☆高価なお品ですのでトラブルの原因とならぬよう返品はお断りさせていただきます